ユニットを並べてみたくなる。
ウォーハンマー・インペリウムに収録されていたアグレッサーを作ってみたら、ある程度の塊でユニットが欲しくなってしまった。
自分の好みの造型を作って塗るのもいいけど、ゲームを意識したユニットを集めたくなる。
細かく集めると財布に厳しいので、お得なセットを購入してみた。
スペースマリーンのコンバットパトロールボックス!
ネクロンも好きなんだけど、やはりヒーロー枠も欲しくなるのが人情というもの。
丸みのある力強いフォルムに惹かれるのは仕方がない。
ただ、購入した時期が仕事で忙しくて、全く組み立てられなかった。
やっと休みが取れたので、勢いで素組を4体とベース塗装1体ほど作った。
今回はパーツごとに塗装しないのか?
前回まではパーツごとに塗装していたが、今回はある程度まで組み立ててから塗ることにした。
暇を見つけてはペイントをしていたのだけど、その中でこんな失敗をしてしまった。
菩薩の拳のような手の握りの先で、オーバーロードのボディパーツが写っている。
ちょうど、肩アーマー部分に大きな隙間ができている。
インペリウムに付いてきたキットを塗ってから組み上げようとしたら、ボディの正面と後部がうまく噛み合わず、大きな隙間ができてしまった。
サフ、ベースと塗り重なたことが原因なのか、ずらしても噛み合わず、ついには内部を削って調整してから接着することになった。
痛恨のミスである。
原因として考えられるのは、
- 接着面にもサフやベースが回って分厚くなっていた。
- 内部パーツの接着位置がよくなかった。
- そもそもの噛み合わせが悪い。
などである。上記の複合も考えられる。
やはり、ある程度のパーツで組み合わせてから塗るというやり方が一番安全なのかもしれない。
素組でも充分に素晴らしいし、ゲームを中心に遊ぶのならば、細かいところまで気にする必要はないかもしれない。
だが、作っていると細かい部分まで手を入れていきたくもなるし、丁寧に作る達成感もある。
人それぞれのスタンスはあるだろうけど、自分はペイントもゲームも楽しみたい。
既存の戦団を作りつつも、自分の好きなカラーでも塗りたい。
お店のスタッフさんも好きなように楽しむのが、ファーストステップと言っていた。
まずはトループから作る!
車両にスカッドと大物があるけどまずはトループから作製していく。
もちろん、ユニークキャラも好きだし、特別なユニットも好きだけど、ゲームの根幹を成すのはトループ!
今回ベースカラーマクラーグブルーではなく、カステラングリーン。
ややグレイ混ざったような緑色は、ボトムズ に登場するスコープドッグを思わせる。
今回のチームはスコープドッグをイメージして塗っていく。
戦場に生きる存在としてスペースマリーンと「装甲騎兵ボトムズ」に登場するATはどこか似ている。
一方は大勢の志願者から選抜されたエリートであり、もう一方は低コスト化を付き進めた量産機である。
相反する存在でありながらも、奇妙なほどに似ている。
絶望的とも言える戦場に投入されるという在り方のせいではないかと思っている。
エリートでありながら、ケイオスやゼノとの苛烈な戦闘で全滅することもあるほどの苛烈さは、動く棺桶とも言えるATに乗り込んで戦う兵士達に存在と近い。
スペースマリーンの良さというのは、どの色に塗ってもしっくりと来るところだと思う。
基本とも言えるマクラーグブルーの深さも素晴らしいし、ブラッドエンジェルのようにレッドのような派手な色で塗り上げても映える。
極論してしまえば、ピンクで塗っても似合ってしまう。
暗い世界にあっても陽気さを失わない戦団があってもいい。異端審問官すら逆に洗脳されてしまいそうな、人類と皇帝への明るい愛を持つマリーンとか存在したら面白い。
ベースを塗ってから細かい部分を塗装。
さすがにインペリウムについてきた筆だけでは難しくなってきたので、神筆の平丸を使用する。
様々な方がオススメするだけあってとても塗りやすい。胸の紋章や腰の鞘も綺麗に塗れた。
見事なまでに強そうな風格ができてきた。
遊ぶためのユニットだけど綺麗に塗れた時の満足感は格別。間違いなく生活の質が上がっている。
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