新しいカラーが新たな出会いをもたらした。
レッドショルダー部隊は、『装甲騎兵ボトムズ』のスコープドッグRSカスタムを参考にしている。
ユニットごとに若干色味を変えて塗るのが楽しくて、些かグリーンマニア気味になっている。
特に、ドライブラシで立体的に塗る時には、複数のカラーを所持していると、とてもやりやすい。
調色をしてもいいのだけど、再現するのに少しだけ労力が必要になる。
カステラン・グリーンとデスガード・グリーン、デスコープ・ドラブがあると、塗り重ねて陰影を強調できる。
そんなグリーンマニアな自分が、新たなカラーを求めてシタデルの棚を眺めていたら、非常に気になる色があった。
キャリバン・グリーンである。
鮮やかさと深さが同居した色味は、雷に打たれたような衝撃を感じた。
このカラーでスペースマリーンを塗りたい。
手にとってから、レジに向かうまで2分もかからなかった。
帰りの電車の中で、カラーを調べていると、どうやら特定の戦団の固有カラーということがわかった。
原初のスペースマリーン兵団、ダークエンジェルのカラーだった。
ダークエンジェル風に塗装する。
早速、購入したキャリバン・グリーンでマリーンを塗装した。
サフは黒。大体、2〜3回ほど色を重ねた。
ボトルから想像していたものよりも深みがある。
設定上、一番最初に作り出された兵団らしく重厚さが感じられる。
良い買い物をした。
キャリバン・グリーンを使って塗ったマリーンとも組み合わせやすい。
そろそろ、本格的に戦団を組んでみようと思っていたので、素晴らしい出会いだった。
ライオン・エル・ジョンソンは買い逃したけど、ダークエンジェルを本格的に始めてみるにはちょうど良い。
執行会(インナーサークル)のユニットを作る。
有志が作ってくれたwikiを読んでいたら、ダークエンジェルには特殊な設定を持つユニットが存在していた。
デスウィング、レイヴンウィングというユニットで、ミニチュアも販売されている。
早速、購入した。
キャリバングリーンではなく、固有カラーを持っていることに目を引くが、設定も面白い。
戦団の第一中隊、第二中隊という最精鋭である彼らは、ダークエンジェルの中核を成すだけでなく、ある秘密を共有している。
秘密というのは、ダークエンジェルが「ホルスの大逆」という事件に際して、離反者を出していることだ。
これがバレてしまえば、彼ら異端者という認定を受けてしまう。
帝国に隠蔽をしながら、一万年もの長きに渡って裏切り者を追い続けて贖罪を続けているのだ。
厨ニ心をくすぐる設定、そして、厨ニ力を高めてくれるストーリーが実に魅力だ。
デスウィング、レイヴンウィングを中心にダークエンジェルを編成して、ゲームに参加できるようにしたい。
ターミネイターアーマーの威圧感は素晴らしい。
彼らの遺伝種子の祖であるライオン・エル・ジョンソンはパンツ一丁に素手で、ターミネイターアーマーに身を包んだスペースマリーンを殴り倒したらしい。
やはり総主長は別格。いずれ購入したい。
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